シミーのブログ

好きなもの。読書会、少女マンガ、人文系、宇宙、社会学、ノンフィクション、、、と、好きなものを羅列していけば何かがつかめる気がしています。ブログは主に世の中に対するぼんやりとした主張です。よろしくお願いします。twitter @koro81k

「ブラック」の定義を考えてみる。

ブラック企業、ブラック部活、ブラックバイト。ブラックな場所が増えた。「一寸先は闇」とか言うけれど、一寸ちょっと先が闇だったらもうすでに闇じゃね?すなわち世の中だいたい闇≒ブラックじゃね。 このブラックって、イメージはいろいろできる。理不尽な…

女性だけ化粧せよって明確な男女差別じゃね?

顔って一つのコミュニケーションツールだ。何も言わずとも表情一つで伝わるものはたくさんある。むしろ、言葉でない分、重厚に伝わるようなモノもある。 その時、恰好良かったり不細工だったり。あるいは、美人だったりブスだったり。こうした時、相手方に「…

あらゆるものから距離をとること。

村上春樹『ノルウェイの森』で、主人公のワタナベが言う台詞だ。僕はこの台詞けっこう好きで、いわゆるリベラルって、あらゆるものから距離をとる姿勢な気がする。高畑勲監督などは、ジブリで正社員として働いたことはなく、都度都度の契約だったし、どんな…

『アルキメデスの大戦』 天才数学者でも日本は救えない。

映画『アルキメデスの大戦』観てきた。 西の湯川・東の櫂、と称される百年に1人の天才・櫂直(かいただし)は、日本が戦争に突入する事態を阻止するため、巨大戦艦大和の「正確な見積」算定に挑む。映画は巨大戦艦大和が沈む場面から始まり、その戦艦大和建…

あおり運転と遠藤周作『沈黙』

遠藤周作『沈黙』の面白いところは、何度も神を裏切るキチジローが、頑強に信仰を捨てようとしないロドリゴ神父のとこに、幾度も幾度も現れることだ。ぶっちゃけ、ロドリゴ神父はキチジローのこと嫌いなんだけど、神父たるものそういう差別はできない。映画…

「礼儀をわきまえろ!」と喚く人に、言ってやりたいこと

だいたい、伝統を重んじる系の人が、下の人に向かって喚く言葉。「礼儀をわきまえろ!」について、考えてみたい。これは、先週の「ノーサイド・ゲーム」で、サイクロンズの監督が共同記者会見で言っていたことだ。 やっぱりここは、孔子さんから振り返るか。…

メガネを外したら美少女、がアリなら。メガネをかけたら美少女、がいてもいいじゃんか。

あれですね、『いちご100%』みたいなのですね。ヒロインと目されていた謎の美少女・東條が、普段はメガネなんだけどそれを外したら美少女、だったのとは逆に、普段ギャルっぽい西野がたま~にメガネをしたら何か良かった、という。 ギャップ、と言ってし…

「老害」って存在はいないと思うんすけど。

友だちって、ある時期を境に減少してくる。学校とかは、ある程度、生活環境とか価値観が似てる人たちが半強制的に集まる場所で、同じ活動(部活とか)をみんなで目標を持ってやるので、友だちができやすい。日本だと、ほとんど、全人格を学校に預けているか…

戦いに勝つために 『ガリア戦記』

カエサルはローマから進軍し、ガリア地方、今のフランス~ドイツ国境あたりまでを速攻で攻めたてた。そう、速攻だった。ヘルウェティー族が河を渡るのに20日かかったところ、カエサル軍は1日で済ますことができたとか。背景には、アッピア街道をはじめと…

『罪と罰』からセクハラ・パワハラを考える

『罪と罰』は、ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフが、「百の善行を積んでれば悪人(この場合守銭奴の金貸しの老婆)を殺したってよくね?」という思想を抱き、殺人を犯す話。彼の本名をロシア語表記すると、Pが3つ並ぶ「PPP」。これは、世界の…

心霊現象の減少 たぶんこうだったんじゃないか劇場

90年代から00年代前半くらいまでだろうか。テレビとかでは、心霊現象についての番組が多かった。奇跡体験アンビリーバボーでも、不思議な現象についての回が何回かあったし、「お分かりいただけただろうか?」みたいなナレーションとともに曖昧な(ぼや…

亡者たちは『蜘蛛の糸』を登ろうとでなく、引きずり降ろそうとしてたのか。

芥川龍之介『蜘蛛の糸』。お釈迦さまが弟子のカンダタとイチャイチャしてて、戯れに下の階層に蜘蛛の糸をつつーっと垂らす。一人の人間がその蜘蛛の糸を登ろうとすると、亡者たちが群がってきて、蜘蛛の糸が切れてしまう。シンプルながら人間の業を的確につ…

他人のことはいくらでも分析できるのに自分はできないのは何故か 『何者』論

朝井リョウ『何者』は、就職活動に奮闘する大学生5人を描く群像劇である。最後にマジかーって返しがあるので詳細は控えるけれど、このうちの1人は、分析を得意としている。他人の状況を客観的に把握し、的確っぽいアドバイスをしている。まあ、こうしたア…

ハゲの人に人権はない。…ってそんなことあるかこのハゲ!

立場の強い人に対しては、何を言っても良い、みたいな風潮ってある気がする。その際たるものが「おじさん」。おじさんは頑丈だから、超合金だから、何を言っても傷つかないし、こちらは相対的に弱い立場なのだからOk!という姿勢。 だからつい、言ってしま…

哀しいかな、高校野球とアイドル総選挙

子どもを「子ども扱い」するのってすごく大事だと思う。 高校野球では、岩手の佐々木朗希くんが連投の不安から、決勝戦の登板を回避した。野球において、160km/の球を投げる投手は少ない。少ないけれど、それはとても「肘」に負担がかかることだ。米国…

クトゥルー神話的手法で女の子を口説くことについて

なんて下衆いテーマなのだろう。 クトゥルー神話を最近読み始めた。ご存知、アメリカの作家ラヴクラフトが、同時代の作家たちと創り上げた人工の神話、クトゥルー。人類最凶の悪夢とも言われるその神話はカルト的な人気があり、最近だとモンスター・バースの…

男女のすれ違いを描き続けたアニメーション監督について

賛否両論あろう。新海誠監督について書いてみる。 新海監督は、デビュー作『ほしのこえ』を、ほとんど独力で作った。協働が常識のアニメ界において、最初から異端だったのだ。『ほしのこえ』は、女の子がなんでか知らないけど地球代表で宇宙の果てに飛んでい…

「暗いから」という理由で文学の話をしない人向けに。

「暗いから」という理由で、明るい場所(飲み会などの場)で文学系の話をしない人の話をきいた。谷崎『陰翳礼賛』で書かれていたごとく、陰があるから綺麗なモノ・明るいモノがより映えることは間違いない。問題は、それで他人が説得できなことだ。いくら、…

何も失うものがない人を止める方法とは

ドラマ『凪のお暇』を面白くて観てる。30代目前の会社員・凪は、空気を過剰に読んでしまう女子だ。或る日、付き合っていたシンジの裏切りや、同僚たちからの圧に耐えきれず、過呼吸を起こしてしまう。「あれ?空気って、吸うものだったっけ?」 そうして会…

どうして男子は自分よりも下の女子が好きなのか

どうしてしばしば、男子は自分よりも下のステータスっていうか、自分よりも賢くなさそうだったり、いかにも可憐だったりみたいな女子のことが好きなのか。上野千鶴子先生も東大生への激励の言葉で言って話題になったこのテーマ。本当に、僕は不思議でならな…

なぜ飲み会の席では三島由紀夫の話ができないのか

飲み会の席は、最大公約数の話題が尊重される。みんな何となく知っていて、適当にそれぞれの意見を持っていて、当たり障りなく笑えるもの。 三島由紀夫は、笑えない。ぜんっぜん、笑えない。 と、言うことで、せっかく飲み会の席で周囲に座った人が文学を読…

『となりのトトロ』は好きだけど、村上春樹は嫌いな理由

『となりのトトロ』は、要は、巫女なしで異界に行ける話である。たぶん、条件はある。子どものある時期にしか開かれていないとか。日常の、リアリスティックな世界に、ちょっとはみ出してくるこの世ならざるモノ達との不思議な交流。確かに、暗闇のなかに、…

他の人に我慢を強いる生き方。人生ハードモード。

他人に対し、アレをしてはいけない、「普通」そんなことはしない。みたいなことを厳しく言う人がいる。この人は、人生ハードモードだ。してはいけないこと、や、強固な「普通」にガチガチに固められている。 れいわ新撰組の、ALSの患者さんが国会議員として…

上の立場の人が主張を始めたら、それはただの圧力だ。

主張は、基本的には下から上に。或いは、フラットな関係性でなされるものだ。未成年の主張、とか。そう言うと年功序列のトップには主張ができないのか、って批判があるかもだけど、ご年配の方は、国家とか、そういう大きなモノに対して主張できる。 というこ…

人を笑わせる技術がなく、人に笑われる勇気もない者の末路

人を笑わせることは難しい。何を面白いと感じるかは、その人の感性による。その感性に、びみょ〜に触れるくらいのところを狙うこと。すでに知っていることは、面白くないから。 例外は、ダチョウ倶楽部。あれは、みんなが「押すなよ〜、絶対押すなよ〜」の後…

アジフライを頼むのでなく、カキフライを所望する人になるということ。

エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』には、「人は自由の重荷に耐えられない」なる言葉がある。フロムを始めとしたフランクフルト学派は、ナチス・ドイツから文字どおり絶滅寸前まで追い詰められた人たちが中心になって、当時のドイツ人たちが何故ナチスに…

本をおススメすることの困難性と、困難性について。

基本的に、ここからの話は、花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』を参考に、というか全面的に頼って書いています。 本書には、本をおススメする際の注意点として、 ・特定のジャンルに詳し…

温暖化は、希望

地球温暖化について、「恐怖」を根拠にして動くのはもうやめよう、みたいな話がある。たとえば、肉食について。畜産業は、二酸化炭素よりさらに温室効果があるメタンを大量に排出している。動物愛護の観点からも、野蛮極まりない。肉を食べない方が健康であ…

教室でゲロを吐くシーンについての考察

もちろん、比喩である。 芥川が、葬式のシーンを描くとき、参列者はみんな神妙な顔をしているけれど、「腹減ったなぁ」とかそういう、どうでも良いことを考えている人々を描写した。人が大人数集まると、独特の「こうあらねば」なる雰囲気が生まれ、それが習…

反飲み会マナー倫理向上委員会

そう、「反」です。 飲み会であるマナー、たとえば、サラダとかの大皿取り分けね。トマト嫌いな人にトマトたくさん盛るとかの嫌がらせ以外に、あれやる意味あんすか? アレルギーがある人だっているんだから、各自で良いじゃん各自で。 って感じで、飲み会の…