シミーのブログ

好きなもの。読書会、少女マンガ、人文系、宇宙、社会学、ノンフィクション、、、と、好きなものを羅列していけば何かがつかめる気がしています。ブログは主に世の中に対するぼんやりとした主張です。よろしくお願いします。twitter @koro81k

女性に意見を聞くこと。

男性が多数の場所、或いは、声と自己愛が大きめの男性がいる場合。「普段、女性の意見を聞かないので、ぜひ伺いたいなと思います!」みたいなことがある。

 

たいてい面白くない。

 

1人の個人に当該性別を代表させることそもそもが無茶である。僕は男性だけども、テニサー系の男子や、ザイル系の男子のことは代表できない。彼らの気持ちはわからなくもないけれど、意見を引き取って代弁できるほどの近さにはない。

 

女性だって同じだろう。

例えばメイク1つとったって、マサイ族のごとく武装のためにやったり、色々聞かれるのが面倒だから擬態のためにやったり、いつもと違って気分を変えるメタモルフォーゼの意味でやったり、そこにはグラデーションがある。

 

そう、現実はグラデーションだ。

ブラック・スワン』を書いたニコラス・ナシーム・タレブは、複雑な現象を過度に単純化する傾向を「講釈の誤り」と言った。単純化し、物語にすることは、暴力でもある。そこに生きている人には様々な感情があり、背景がある。

 

それを、「女性の意見」としてひとまとめにする、この無頓着さ。

 

男性よりの男性は、女性とフラットに関わることができない。なんの意味もなく「かわいい〜」とか言うことができない。何にもできない。

 

何にもできないことの自覚から、まず始めてみると良いと思う。僕もまた、いつ無自覚に、人を傷つけているかわからない。だからこそ、言葉に慎重になり、無理をしない。

 

という、男性の意見。