シミーのブログ

好きなもの。読書会、少女マンガ、人文系、宇宙、社会学、ノンフィクション、、、と、好きなものを羅列していけば何かがつかめる気がしています。ブログは主に世の中に対するぼんやりとした主張です。よろしくお願いします。twitter @koro81k

電車を止める理由

遮断機をノコギリで切断したり、新幹線の外に出てみたり、色々な状況で電車を止める人たちがいる。彼らは、「現在」を生きていないのではないか、とNHKの「こんまりメソッド」特集を観て思った。

 

片付けられない理由は2つ。

・過去への執着

・未来への不安

 

過去に思い入れのあるモノだから、捨てられない。未来で必要になるかもしれないから、捨てられない。こんまりメソッドは、モノに直接触れ、これらと向き合い、現在のときめきを基準に選別してゆく。

 

遮断機を切断した彼も、新幹線から降りようとした彼も、「現在」と地続きにあるはずの「未来」を邪魔された(気分になった)

人気ラーメン店に入るため行列に並んでいたのに、割り込みされた気分になった。割り込みされたらどうするか。どかす(ノコギリ)か前に出る(降りて乗り直す)かだ。別の店に行く、うまいもの買って帰る、などの選択肢はない。

 

我々は未来が、単線の先にあるものだと考えていて、その単線上を効率よく進むはずの電車が、不具合を起こすことが許せない。

今回の事件で、電車が止まったことに憤りを感じるならば、電車を止める側になるまでもう1歩だ。

 

現在から視線を遠くに、例えば単線上の未来に向けた時、我々は現在を下にみて、現在の状況を捨てようとする。ときめいていない。

 

ときめいていない。