シミーのブログ

好きなもの。読書会、少女マンガ、人文系、宇宙、社会学、ノンフィクション、、、と、好きなものを羅列していけば何かがつかめる気がしています。ブログは主に世の中に対するぼんやりとした主張です。よろしくお願いします。twitter @koro81k

ラヴ覇権

「好きなものグローバル」の流れがはなはだしい。グローバル化とは、世界を均一にしていく過程だ。NGT山口真帆さんの暴行被害事件にあるような、「俺の認める推しメン以外は許さない」という姿勢。好きな人、モノのためなら何でもするというのは良いが、他者を傷つけてまで好きを押し付けるのはどうなん。

 

だから、好きなものグローバル信者たちは、ラヴ覇権を争って骨肉の争いをする。不毛だ。アメリカと中国の関税合戦くらい不毛だ。関税は世界貿易に対する増税で、景気を冷え込ませるばかりだが、ラヴ覇権の暴威は、守護霊として(メンバーを見守る最上級の役割)健全にファン活動をしている人たちを侮辱する。信頼関係で成り立っているはずの場所に不信が入り込み、警備員でがちがちに固めなければならなくなる。

 

まあそもそも、AKBグループにおける総選挙システムはこういった要素も含んでいた。「俺がこんだけ投票したんだから当然に見返りあるだろ?」という層と、「あの娘を勝たせるためだったら俺は何でもやる」という層。もちろんほとんどはそんな人たちではないだろう。けれども誰もがそうではないし、健全にやってる人たちの心の内のどこにもそんな気持ちがないかと言えば、どうだろう。

 

ということで、「好きなものインターナショナル」に進んでいけば良い。

つまり、「ああ、君はあの娘が推しメンなんだね。いいよね。私はね~」という形で、そのまま他の人が好きなものを受け入れつつ、互いに交流していく。

 

もしくは、「好きものグローバル」の状態でも良いんだけど、それをスポーツのように一定のルールのもとに行う。Aちゃんが好きなのか。Aちゃんは○○な点は確かに良い。しかし、私が推すBちゃんは○○と●●が良いのだ!という風に、互いを認め合った上で競う。

 

今は、自分の好きなものについて、堂々と話せるような時代だ。

近辺に好きなものでつながれる人がいなくても、SNSをはじめ好きなものでつながれるコミュニティはすぐそこだ。でも、だからこそ、争いが起こり始めているのだと思う。従来はサバンナが広すぎて、出遭うこともなかったラヴ覇権主義者たち。今は、広いようで近い。

 

まあ、なんつーか、じゃあラヴって何だ?という話でもある。

グローバル化は、ようは、「俺の色に染まれー!」である。その色がラヴなのだとすると、たぶん原色の何かだ。強いやつだ。いやしかし、ラヴというのは形はそれぞれ、様々なグラデーション、場合によっては匂いがするもんじゃなかろうか。ゆえに、本来、ラヴがマッチするのはインターナショナルの方である。それをね、訴えたい。