シミーのブログ

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ハラスメンタル

ハラスメントかどうかを判断するにあたっては、個別事例がハラスメントに当たるかどうかより、ハラスメントに対する意識、言うならば「ハラスメンタル」が必要ではなかろうか。

 

「(男性上司が女子部下に対し)休日なにやってんの?」

 

とか、ちょっとグレーだと思うのです。

基本的に僕は、休日に誘うつもりがない場合や、立場が明らかに強者にある場合などに、こういう質問をしたらアウト派なのだけど、そうすると「何を言ってもハラスメントじゃないか、何言ったらいいんだ!」とか五月蠅いヤツが必ず出てくる。黙れば良いと思う。

 

というのは、プライベートなことについては、話の流れや、自分から開示していない限りは質問しない、が前提にあるから。特に日本は、メンバーシップ型の仕事環境で、同じ船乗った仲間意識があるからこの辺が微妙ではある。親しくなりたいけど年下異性女子と共通の話題が何か分からない、というケースは多かろうけれど、それは独力で話題を作れない自分の意識の低さを嘆くべきであって、他者の不快感を供物に捧げてまで話題を出すことなんかない。

 

なんてことが、「ハラスメンタル」がないとわからない。

一つの世界観なのだ。これは。

「ちょっと乱暴に扱っても大丈夫」な男性超合金社会から、それぞれがそれぞれの事情を抱えながら社会のなかで働く人たちが多数派になってくる世界。

 

男性超合金社会は、けっきょく、いじめが楽しい。いじめという言葉がハードすぎるなら、いじり、でも構わない。上下関係が基本であり、下が上に逆らうこと、意見することを極度に嫌悪する社会。俺色になれ、さもなくば去れ、という信念。

 

「ハラスメンタル」獲得のための方法は2つ。教育か淘汰。

僕はあまり人を信じていないので、男性超合金社会の掟にのっとり、ハラスメントが横行している人は無視する、ハラスメントばっかりしてる会社の商品などは買わない、などによって市場から退場させ、生き残りのためにはハラスメント対策が必須、という流れにもっていくしかないと考える。

 

いっぽうで、じゃあ、

「いじられることが快感になっている人」の希望や、

「男が女を口説く」権利は、

どうするんだ、なんて問題も出てくる。

 

力関係、上下関係があるからこそ、面白い、という世界もある。

ポイントはやはり両者の合意、になるのだけども、この合意が強者の強制によって作られた(意識的にせよ無意識的にせよ)モノだとすると、単純に合意があるだけでもダメだ。

 

それがある種の、ゲームのルールとして、共通理解ができているか。

ハラスメンタルに照らし、表面的に上下関係があっても、人として対等であるか。

 

うん、やはり難しい。