シミーのブログ

好きなもの。読書会、少女マンガ、人文系、宇宙、社会学、ノンフィクション、、、と、好きなものを羅列していけば何かがつかめる気がしています。ブログは主に世の中に対するぼんやりとした主張です。よろしくお願いします。twitter @koro81k

こちらこそ、ありがとう。

ゴジラ』を観に行ったとき、券売機付近で外国人(たぶんタイとかその辺な感じ)のお父さんから声をかけられた。

 

「すみません、映画チケット買ってもらえませんか?」

 

横をみると、チビちゃんたち5人を連れたお父さんだ。たぶん、会話はできるけど日本語の文字を読むのが難しいんだろう。USシネマでは外国語対応まではまだやっていないっぽい。要望を聞いてパパッと操作する。自称小3の男の子は「コナンをお願いします!」と元気良く観たい映画を教えてくれる。うむ。明るい。良いことだ。

 

ということで、無事に6人分のチケットを買ったところで、お父さん含め、チビちゃん軍団から「ありがとうございました!」と元気良くお礼を言われた。僕はなんかもぞもぞと「いいえ~」とかそんなことを返したけれど、むしろ、この爽快感をくれた皆さんにありがとうと言いたい。

 

人助けは気持ち良い。そして、明らかに助けを求めてる風の人に、様々な理由で手を差し伸べなかったことは結構悔やまれる。僕は電車通勤で、片道1時間なのだけども、いかにもな感じのお婆さんが木曜日の夜ぐったりに僕がぐったり座っている時に来たら、正直、席を譲るのはちょっとキツい。2~3駅なら良い。でも、最初から1時間立ちっぱなしはしんどい。もう少し人助けにグラデーションがあると良いんだけど、つまり30分僕が立つからお婆さんも30分立ってみたいな。しかし、一度譲るからにはそんなことは言えない。結果、その苦行を回避するために寝たフリをしてしまう。

 

卑怯な行いは、本当に後を引く。

客観的に正しいか正しくないかでなく、僕の心のうちにあるナニカが、「何故あの時助けなかったのか?」と聞いてくる。だから、タイミング良く助けを求めてくれると、こちらとしても気兼ねなく助けることができ、しかもお礼まで言われる。なんというサービスであろう。

 

世の中はどんどん便利になっていく。そのうちあらゆる所に翻訳機が標準装備され、母国人にモノゴトを訪ねなくても自分たちで解決できるようになる。「自撮り棒」とかがそうだ。他人から助けられることでなく、便利な道具によって、自分のことは自分で済ますようになる。

 

イヤ、なんか、法治国家っていうか、基本嘘ダメだよね・正直ベースが生きやすいよねって地域においては、別に不便なままでも構わんと思ったりする。みんながみんな生きるのに必死な、いつ殺されるか分かんないような地域はそりゃ他人に助けを求めるのは厳しいだろうけれど、せっかく日本の先輩方などがここまで整備してくれた心インフラがあるんだから、もっと人に助けを求め、人に助けを乞うような方向で良いじゃんか。

 

と、映画館ですっきりした出来事。