シミーのブログ

好きなもの。読書会、少女マンガ、人文系、宇宙、社会学、ノンフィクション、、、と、好きなものを羅列していけば何かがつかめる気がしています。ブログは主に世の中に対するぼんやりとした主張です。よろしくお願いします。twitter @koro81k

コナンくん的名探偵紹介

名探偵コナンのマンガ冊子のカバー後ろにある探偵紹介が好きだった。今では96巻になっていて、これだけ大量の殺人事件があって登場人物たちはよく日常をおくれているものである。まあ、基本的に、コナンはラブコメであって、殺人事件もラブコメのちょっとしたスパイスに過ぎない。もちろんそのスパイスも面白いのだけど。

 

さて、最近、古典ミステリを読み始めまして、そこで出てきた名探偵をまとめてみます。

 

シャーロック・ホームズ

 

帰納的推理の元祖。驚異的な観察眼から、ワトソンくんがアフガニスタンで従軍していたことを見抜いた。また、1000の事件をすべて知っていれば、1001件目の事件解決は容易いと語るとおり、圧倒的な知識量に基づいた観察眼ではある。

 

エラリー・クイーン

 

推理小説家。警視の父であるリチャード・クイーンが実施で働き、無類の本好きであるエラリーが本から得た知識をもとに示唆を与える。「人間心理」の研究をするファイロ・ヴァンスもこのタイプ。困ったら本を読む。

 

ミス・マープル

 

セント・メアリ・ミード村のおばあちゃん。村で起きたあらゆる出来事を知り、今まで会った人たちの人間像の蓄積がすごい。これは、悪党たちの告解を長年聴き続けたブラウン神父も同じく、豊富な経験値で勝負する系。

 

ジョゼフ・ルールタビーユ

 

新聞記者。名探偵にしては異様に若い。論理で勝負するタイプ。事件現場で起きたことについて、モノ自体に引きずられるでなく、自分の論理の輪にそれが入ってくるかによって、証拠としてあげるか判断している。

 

金田一耕助

 

横溝作品は、場の雰囲気が事件を誘発してる感がある。獄門島とか八つ墓村とか。金田一はマレビト、つまり外部からやってくる何者かである。状況を攪拌し、語り部のように事件を語る。外部からの異端者と言えば、ポアロも英国におけるベルギー人なので、似てるかもしれない。

 

と、名探偵にも色々タイプがあることが古典ミステリを読んで分かってきた。今までの蓄積がたくさんある分野なので、あるトリックを知るともう良いかな、となるかと思いきや、ミステリは先人をリスペクトしつつ、それを超えていく営みだと分かる。だから良質なミステリは常に歴史の厚みがあり、かつ新しい。

 

イヤイヤ、楽しい。