シミーのブログ

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中国の思想はスマッシュブラザーズだと思う。

任天堂スマッシュブラザーズ任天堂のキャラクターたちの押し出し合戦ゲームである。ところで中国の思想・歴史というのは、このスマブラみたいなものだと思う。

 

中国は、圧倒的な武力をもって中央を征服しても、ものの数百年もすれば中国の文化に取り込まれる。元もそうだし、清もそうだ。あたかも、スマブラで激戦地にいるとダメージが蓄積していき、ちょっとの刺激、乱とかで吹っ飛んでしまうがごとく。

 

思想についても、たとえば孔子の集団は、もともと葬儀屋だった。官職につかず(生まれ故につけず)じまいだった孔子とその弟子たちは、各地の辺境をまわり、祖先崇拝マジ大事、と売り込んでいく。儒教は、後の支配者階級が肉付けしたものであって、儒に雨の字が入っていることからも、もともとは雨乞いとかもする呪術性の強い葬儀屋だったのだ。

 

彼らを批判した集団に、墨家がいる。墨は、犯罪者に刻まれる入墨で、人びとからケガレとして嫌われてきた。だから墨家は、特殊な技術集団として、城壁を築く技術や専守防衛の思想を身につけ、コンサルタントとして各地で活躍した。

 

荘子老子などは、オーガニック派というか、自然にあるがままに。という考えだった。法家など、人為的な理でもって人民を統べるってどうなん?って考え。

 

まだスマブラは起きない。

 

たぶんですが、孟子が天とか言って、中心を作ったのが大きい気がするんですよね。統治者の上に天って概念を置いたら、各地で複数の統治者が、諸子百家それぞれ好きな思想をもとにふんわり統治ってわけにいかなくなった。唯一絶対無二の天が、複数の正統な統治者を置くわけない。

 

さあ、スマブラのはじまりだ。

 

秦などは、辺境からやってきて中心を獲った。漢や隋、唐、時代が下るにつれ、文化の蓄積が起こり、後にモンゴル人や満州族などが中心をとっても、ダメージが増えると吹き飛ばされる。

 

ちなみに、スマブラと一緒で、スミの方で待機してれば持ちこたえたりする。朝貢貿易など。

 

んで、いちばん最近の、中国共産党は、自分たちそのものが天、みたいな感性がある気がする。天に対する畏れに基づいた、ある種の謙虚さというか、そういうものが薄い。

 

スターリン狂想曲』なる映画では、スターリン亡きあと、高官たちの権力闘争をユーモアと皮肉をまじえて描いていた。スラヴ民族もまた歴史ある民族だけど、そもそもロシアの土地は気候が過酷なので、スマブラは中国ほど起きなかった。プレイヤーがそこまでいなかった。

 

中国共産党ができた時、彼の国はスマブラをやめ、スマブラをやってきた巨大な文化・歴史の厚みを一挙に消そうとし、ひたすら未来に目を向けて爆進はじめたのでは。

 

という、考察。