シミーのブログ

好きなもの。読書会、少女マンガ、人文系、宇宙、社会学、ノンフィクション、、、と、好きなものを羅列していけば何かがつかめる気がしています。ブログは主に世の中に対するぼんやりとした主張です。よろしくお願いします。twitter @koro81k

上の立場の人が主張を始めたら、それはただの圧力だ。

主張は、基本的には下から上に。或いは、フラットな関係性でなされるものだ。未成年の主張、とか。そう言うと年功序列のトップには主張ができないのか、って批判があるかもだけど、ご年配の方は、国家とか、そういう大きなモノに対して主張できる。

 

ということで、主張は、立場が弱い時期にできる、特権なのだ。立場が強くなってから何かを主張すると、周囲の人はそれを言いっ放しにしない。忖度する。圧力になる。だから、立場の強い人は何かを主張する際は、その影響力まで考えた上で、主張をマイルドにすべき。

 

そうした影響力のことを考えず、反論できない下に向かって主張する人は、本質的に絶望的に、上に立つべき人じゃない。かつては上意下達だったから仕方なかった、みたいな話があるかもしれないが、でも、水木しげるのマンガとか読むと、上官に面従腹背してる様子が描かれてる。

 

上官は、往復ビンタとかして、水木ら下の人間を従わせようとしる。ちなみに、体罰とかも上から下に対してなされる主張である。「お前のためにやってる。殴られたお前は痛いかもしれないが、俺の心はもっと痛い」とか言って。いや、明らかに殴られる方が痛ぇーし。責任を、下の人間の未熟さに押し付ける分、体罰はかなり卑怯な手口である。

 

最近は、サーヴァント・リーダーシップなどとも言われる。上司の評価は、部下の能力を発揮させ、チームでどれだけの生産性を上げたかによって測られる。上司が何かを主張しても、下の人らがそれを圧力ととり、忖度してウジウジしていたら、生産性など上がらない。

 

だから、上の人は、下の人の話を、自分が思っているよりもさらに多く、聞くべき。この際、気をつけたいのは、あくまで自分が強い立場にいると自覚すること。友達じゃないんだ。完全に腹を割ることなんてない。その、立場によるフィルターがかかっている主張の中から、その人の本音を見極める能力。

 

これは、過酷である。今まで、自分の意見をひたすらに主張し、しかも日本だと声が大きい人の主張が通りやすいから(最近のクレーマー事情も同様)。そんな、他人の主張なんて聞いてこなかったから、今さらそんなこと言われても、という、言い訳。

 

「だから」あんたは上司に向かないのだ。

 

立場が変わるなら、それに合わせて、自分が変わる必要がある。父になったって、上司になったって、変わる。変わらなきゃならない。そうでなきゃ、下の人間が出てこれない。

 

という、主張。